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2026年1月10日 (土)

モデル報酬の作成

刑事弁護の報酬の問い合わせを受けることがしばしばあります。当事務所も分かりやすく表示しているつもりではありますが、それでも初めて刑事事件を経験することになった方にはわかりづらい点が多いようです。法律事務所ごとに表示の仕方が異なるのも分かりづらい原因の一つになっています。

ある事務所は詳細な価格設定をしており、同業者である私たちにはとても分かりやすいのですが、一般の方が見て容易にわかるかと言うとまた別という印象を受けます。またある事務所は非常に広い価格帯のみを示しています。これは、事件が一つ一つ異なるものであることから敢えて類型化を避けているのだと思いますが、利用者があらかじめおおまかな料金を知りたいという希望はかなえられません。

そこでいくつかの仮装モデルを作成して、その場合にいくらの費用が掛かるかわかるようにしてはどうかと思います。

一例として主婦(主夫)の万引きモデルを挙げてみます。

逮捕の当日家族の依頼で受任。即日接見の上、勾留質問前に裁判官と面談、勾留請求却下の申し入れを行い、それが奏功して勾留請求は却下された。被害店との示談が成立したこともあり、不起訴処分で解決した。

という事案の場合、詳細な価格設定をしている上記事務所では弁護士費用の総額は191万4000円になります。ちなみに当事務所の場合は99万円です。

共通モデルを作成して、広告にはその共通モデルの価格を表示する、あるいは広告に表示しなくても、相談者に求められたら開示する、というようにすれば、利用者にとってわかりやすくかつ公正な価格表示ができると思うのですが、いかがでしょうか。

                                                          (櫻井光政)

 

 

 

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