四万十への旅と発見
四万十への旅と発見
今夏の私のトピックは高知県四万十市の中村に旅をしたことです。後輩のミロノワアンナ弁護士が中村ひまわり基金法律事務所に赴任し、8月1日に正式に所長に就任したことのお祝いで駆け付けました。ミロノワさんが町を歩いていると気さくに声をかけられることもあるなど地元の方々に暖かく迎え入れられていることがよく分かりました。本人も生き生きとした表情(東京でのそれとは比べものにならないくらい)で生活しており、事務所一同嬉しくまたほっとした思いでした。
本人の赴任にあたっての思いやパワフルな趣味については4月30日の桜丘便り富士から四万十へ: 桜丘便りを見て頂くとして、ここでは中村の旅の思い出を3つ記録しておきます。
<四万十~紛らわしい問題~>
実際に行くまで私自身が曖昧にしていた問題です。
ミロノワさんの事務所があるのは四万十市中村大橋通というところです。高知地方裁判所中村支部や弁護士が接見に行く中村警察署があるのもこの周辺になります。勿論四万十川もすぐそばに流れています。故に何となく聞いたことのある「四万十市」「四万十町」もこのあたり、四万十市の中に四万十町がありその中に中村があるのかなあ、などとざっくり考えていました。
が、しかし!地元観光スポットを事前に色々検索していると「四万十市観光協会」と「四万十町観光協会」が出てくるのです。ふるさと納税先もどうやら別らしい(どっちも返戻品は魅力的)。ということは、この2つは重なっているわけではないのか・・との疑惑を持ったまま、大してリサーチもせず現地を訪れました。そして、よくある地元でしか得られない立派な観光マップ(広げると大きいやつ)で地図を確認し、そうか四万十市と四万十町というは全く違う自治体なのか!とようやくストンと理解するに至りました(遅い)。色々検索してみると四万十市と四万十町の地名が紛らわしいぞというブログや解説がわんさかあることにも驚きました。要するに旧中村市と旧西土佐村が合併してできたのが「四万十市」、旧窪川町、旧大正町、旧十和村が合併してできたのが「四万十町」とのこと。そして四万十市の方が正式な合併時期が先だけど「四万十」の名称を使うのを先に決めていたのは四万十町だとか・・それで両者結局譲らず現在に至る、とのことです(正確なところは分かりませんが)。
確かに、地名ですから分かりやすいのが一番、なんとか調整(例えばどちらかに「新」「中央」「北」「南」をつけて区別するとか)できなかったのかとも想像しますが、両自治体関係者の四万十川を愛する気持ち故に譲れなかったのでしょうか。それぞれの思い入れがこういう形で大々的に残っていると思えば微笑ましくもなるものです。
ちなみに弁護士の仕事に管轄はありません。ミロノワさんはどちらの自治体住民からも求められ信頼される弁護士になってほしいと思います。
<カツオの塩タタキ>
高知といえばカツオ、カツオといえば高知です。ニンニク、生姜、ミョウガなどをふんだんに載せる食べ方は高知にルーツをもつ祖父方の影響で幼いころからよく接していて大好きなのですが、塩タタキ!というのは未経験でした。しかも中村では酢やかんきつ果汁をきかせるのが特徴とのこと。カツオのタウリンにサッパリした風味がよくマッチして猛暑の夏にこそふさわしい。何年か前に高知に来た際にびっくり仰天したウツボ料理も実は好きなのですが、見た目のせいかあまり周囲の共感を得られず。カツオは万人に愛される味ですね。ごちそうさまでした。
<ラフティング>
カツオは四万十市内のホテルや居酒屋で堪能しましたが、今回の旅の第2のメインイベントともいえるラフティングは四万十町の四万十川上流にて遂行。ミロノワさん含め桜丘のメンバー(20代から70代、内訳割愛)で2つのボートに分かれて、バッシャーン、ドボーン、ビッショリを派手にやってきました。アップダウンのある激流の中、スリリングを味わいながらゴムボートを漕ぐ楽しさと青空を眺めながら川に全身浸かる気持ちよさは東京では得られない快感です。天然の鮎が泳いでいるのを見えるくらいの透明感。道の駅では鮎の塩焼き、鮎の粉(?)がかかったソフトクリームも美味しく頂きました。四万十川を誇りに思う気持ちはやはり譲るわけにいかないんだろうなあとしみじみ感じた次第です。
(亀井 真紀)
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