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2014年6月16日 (月)

優れた弁護士の探し方

最近、「刑事に強い」「刑事専門」などと大々的にうたって活動している法律事務所をよく目にします。その中には、相場を明らかに逸脱した報酬を請求している事務所であったり、単に依頼を多く受けたいだけの経験の浅い弁護士だったり、刑事専門と表示しておきながら別のホームページでは離婚専門と表示したりしている事務所が、かなりの数含まれています。

 刑事以外の分野でも、離婚専門や相続専門、交通事故専門などと表示している事務所も増えていますが、インターネットの検索上位に表示させるためにそうしているだけであって、「専門」とうたっておきながら、実はその分野以外の業務も扱っている事務所も、かなりの数存在しています。

 こういう、優良誤認表示まがいのことを平気でしている不誠実な法律事務所が乱立しているため、一般の方が、ちゃんと仕事のできる弁護士、優れた弁護士を探すのは、ますます難しくなってきています。

 さらに、広告費を払うことで作成されている雑誌記事やブログ記事、広告費等とセットの番組出演まであるので、例えばインターネットを駆使して慎重に慎重に弁護士を探しても、結局広告費を多くつぎ込んでいる弁護士に辿り着いてしまうことが起きています。

 このような状況ですので、一般の方が、優れた弁護士を探すのは難しいのですが、刑事弁護については、一ついい方法を思いつきましたので紹介させていただきます。

 現代人文社が出している「季刊刑事弁護」という雑誌をご存知でしょうか。ほとんどの方はご存知ないと思いますが、刑事弁護に熱心に取り組んでいる弁護士の多くが定期購読している、要するに弁護士業界のマニアックな雑誌です。裁判官や検察官も目をとおしている、という話しも耳にします。

 一般の方が見ても、あまり面白くないであろう専門的な記事が載っているこの雑誌ですが、この雑誌で取り上げられている弁護士や、この雑誌で特集等を執筆している弁護士の多くは、当事務所の神山啓史弁護士はじめ、腕のある弁護士から見て優れた活動をしている弁護士ですので、ここで取り上げられている弁護士は誰か、あるいはその弁護士が所属している法律事務所は何という事務所か、その事務所には他にはどんな弁護士が所属しているか、という視点で弁護士を探すという方法が、優れた弁護士に辿り着く方法の一つでしょう。

 他にも似たような発想としては、別の分野の専門誌に登場している弁護士、講演や講師を務めている弁護士、その分野の日本弁護士連合会や弁護士会の委員会に所属している弁護士、○○弁護団に所属している弁護士、という視点で探すという方法が考えられるでしょう。

 法律事務所は、何か特殊なことをしていたり、多額の利益を稼いでいたりしなければ、そこまで多額の広告宣伝費をかけられない業態です(日弁連広報室の仕事で、様々な広告宣伝費の例を見る度にそう感じています)。現在の弁護士選びは、相当慎重に選ばないと間違った選択をしてしまう状態ですので、この記事が正しい選択をするための一助になれば幸いです。

(小口幸人)

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