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2014年2月 6日 (木)

弁護士の選び方

先日,あるテレビ番組で,医師が,医師の選び方についてこのようなことを話していました。「医師は,話をしてみて,あなたが信頼できると思った人にするのがいいと思います。話をして信頼できる人であれば,その病気が自分の手に負えないものであっても,手に負える医師を紹介するはずですから。」

 以前,病気になった際,どこの病院がいいのかネットでいろいろ探したものの,結局どこがいいのかわからないということがありましたが,この話を聞いて,なるほどと納得のいく思いがしました。私には医師の良し悪しを判断するだけの医学的知識はありませんが,医学的に優秀かどうかが判断できなくても,会ってみてその医師が信頼のおける人であれば,病気に対してまじめに取り組み,いい仕事をしてくれるだろうから,会ってみて信頼できると感じられるかどうかで判断すべきということなのだと思います。

 この考えは,弁護士の選び方に通じるところがあるように思います。私の目から見ても,人として信頼できる弁護士は,いい仕事をしています。

 司法改革により弁護士が増加し,依頼者が弁護士を選べるようになってきました。ネットを検索すればたくさんの弁護士や法律事務所が出てきて,どの弁護士を選べばいいのかわからないという方も多いのではないかと思います。そのようなときには,ネットなどの情報だけで判断せず,直接会ってみて,その弁護士が人として信頼できるかどうかで選ぶことをお勧めします。
 
(河合智史)


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