現代人文社「傍聴弁護人から異議あり!」
先日の「刑事弁護プラクティス」に続き,現代人文社より,間もなく「傍聴弁護人から異議あり!」が出版されます。
本書では,当事務所の亀井真紀弁護士が担当した裁判員事件と,当事務所出身の田岡直博弁護士が担当した裁判員事件が取り上げられています。
「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」などの法廷傍聴記で有名な北尾トロさんが,いくつもの裁判員裁判を傍聴して,「弁護人の一人になったつもりで」弁護人の弁護活動を批評したものです。軽妙ながら鋭い指摘がなされており,なるほど,弁護活動がこのように受け止められているのかと,とても参考になりました。
特に刑事事件を取り扱う弁護士にお勧め出来る内容だと思いました。
(新谷泰真)
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