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2012年10月15日 (月)

やや微妙な業務改善日記4 (キーボードにこだわろう)

だんだんマニアックになっていくこの業務改善日記,誰が読んでいるんでしょうか。
さて,今日は前回のデュアルモニターの導入に引き続き,起案環境の整備としてキーボードの話題を取り上げます。

前回も言ったとおり,弁護士業務のかなりの部分を起案が占めているわけです。そして,我々は日がなキーボードから文章を入力しています。大部分の弁護士は,一日に手書きする文字の何倍か何十倍かの文字を,キーボードからパソコンに入力しているはずです。つまり,一日で一番長く触っている道具になっているはずです。

しかし,筆記具にこだわって万年筆などを使う弁護士は多く見ますが,パソコンのキーボードにこだわっている弁護士を見ることはそれほど多くありません。たいていの場合,既製品のパソコンについてきたおまけのようなキーボードをそのまま使っているようです。

しかし,一日中触っている道具だからこそ,ちょっと奮発してまともなキーボードを使ってみると,入力の効率や疲れの度合いが大きく変わってきます。

キーボードの好みは人それぞれなので,店頭でいろいろ触ってみて自分好みのキーボードを選ぶとよいと思います。テンキーの有無やキー配列,キーピッチなど,人によっていろいろな好みがあると思いますので,心行くまで選んでみるといいのではないでしょうか。

ちなみに,私の周りで安定して評価が高いのは,東プレのリアルフォースシリーズでしょうか。
http://www.topre.co.jp/products/comp/index.html
キーも打ちやすいような角度が工夫されていたり,小指や薬指とその他の指のキーで押し下げ加重を変えており,長時間タイピングしていても疲れづらいなど,完成度の高いキーボードです。

(追記) 指によって押し下げ加重が変わる変加重モデルと,全てが軽いモデルがあるので,補足しておきます。どちらが良いかは,実際に触って確かめるのが良いでしょう。(追記終了)

いいキーボードはどれも値段はそれなりにはりますが,10年くらいは使うものであること,その期間にキーボードを触る時間の長さを考えると,キーボードに投資する価値は十分にあるものといえます。

ちなみに,私が使っているキーボードは東プレのリアルフォースシリーズのテンキーレスモデルです。弁護士一年目に自分へのご褒美として買って以来7年間使い続け,公設事務所赴任中の大量の起案も支えてくれた相棒ですが,全く故障することもなく元気に活躍してくれています。

(新谷)

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