採用情報説明会~弁護士のあり方を地域から考える~」(大阪会場)に参加してきました。
10月6日,大阪弁護士会館にて行われた,第66期司法試験合格者等対象「ひまわり・スタッフ・独立開業支援 採用情報説明会~弁護士のあり方を地域から考える~」【大阪会場】に参加してきました。
私は,法テラス岐阜の坂本裕香弁護士と,小浜ひまわり基金法律事務所所長の上原千可子弁護士と共に,第一部のパネルディスカッションにパネリストとして参加し,主として退任後に公設事務所長がどのようなことをやっているのか,また後進を公設事務所長や法テラスのスタッフ弁護士として送り出すにあたり,どのような点に気をつけて養成をしているのか,等の話をしてきました。
また,第二部では個別事務所の説明会を行ったので,桜丘法律事務所を代表して,事務所の特色,養成方法等について話をしてきました。
おおよそ80名程度の参加があったようですが,皆さんとても熱心にいろいろ質問をしてくれました。
ひたむきでまっすぐだった修習生時代を思い出すと共に,あの頃あこがれた先輩達のように,自分は今なっているだろうかと,改めて身が引き締まる思いを抱きました。
公設事務所や法テラスは,過疎地や事件過疎の問題にまずは人を派遣することが急務だった黎明期から発展期を経て,その場所で何ができるか,どのような活動をするべきかが問われる円熟期に入っていると感じますが,どの世代においても制度を支えるのは熱意と情熱にあふれる「人」であり,有為の人材の確保はいつになっても重要かつ喫緊の課題です。
思い起こせば,私自身も,桜丘法律事務所の先輩にあたる松本三加弁護士の話を聞いて,その勇姿にあこがれて公設事務所を目指したのでした。今度は自分自身が,自分たちの活動の意義ややりがいを後輩達に示すことで,少しでもひまわり公設事務所や法テラスの魅力を伝えることができ,一人でも多くの熱意あふれる新人が,我々の仲間として公設事務所や法テラスへの赴任を検討してくれればいいな,と思います。
(新谷)
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