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2012年8月 3日 (金)

地域活動支援センター「はるえ野」訪問日記(4)

2日,恒例のはるえ野(障害者施設)訪問をしてきました。

本日は,ロンドンオリンピックを題材に,ADHDを抱える金メダリスト水泳選手の話と,ギリシャ・スイスの代表選手が南ア・韓国を差別する発言をツイッターでしたため参加資格を剥奪された話,義足の選手がパラリンピックではなくオリンピック選手として認められた話をトピックとして,色々と皆で考える時間を持ちました。

3番目の話について語ります。
身体障害者はこのようにオリンピックで自己実現する機会が持てるようになったのに,精神障害者はほとんどオリンピックどころかパラリンピックにも出られていない。それは何故か。
勿論,集中が続かないとか,当日の体調の安定に責任が持てないなどの理由はありますが,最大の理由はドーピング検査に引っかかることだそうです。
向精神薬は,大概ドーパミン放出系であるため,ドーピング検査に引っかかるのだそうです。
かつての陸上王者,フローレンス・ジョイナーは,てんかん発作を抱える身でしたが,100メートル走に出場するために大会前はずっとてんかん薬を絶っていたそうで,結果として大会後の飛行機の中で発作を起こして死亡したのだとか。
しかし,人よりそういう物質が不足することで精神病を発症しているのに,それを人並みに戻すための薬さえ抜かなければ人としての自己実現は叶わないのか。

身体障害者が義足で出場することを認められたのなら,精神障害者も必要量の薬物投与を認められてもよさそうなものです。
義足だって,ターボ機能のようなものが付いていたら不公平です。そこまで言わずとも,人工筋肉が普通の筋肉より優れたものであれば,身体障害者の方が優れた記録を残せるかもしれません。しかし,それはそれとして,オリンピック運営局に義足ランナーの参加を認める度量があったのなら,精神障害者だってフローレンス・ジョイナーのような死を賭した自己実現を図らなくても,もっと社会に出て行ける機会が持ててもいいだろうに,と感じました。

(石丸)

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