« 2009年6月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月

2009年9月 8日 (火)

刑事事件の弁護士の選び方

弁護士の小口です。

しばらくの間,弁護士コラムが止まってしまっておりましたが,今週から,都度配信させていただきますので,よろしくお願い致します。

世の中の事件は,民事事件と刑事事件にわけることができます。
「それでもボクはやっていない」という映画で話題になりましたが,日本の刑事裁判の有罪率は99.9%と言われています。したがって,検察官に「起訴」されてしまった後で,無罪判決を勝ち取ることは至難の業です。当事務所では,定期的に刑事弁護に関する勉強会を開催するなどして,刑事事件にも積極的に取り組んでおりますが,それでも,無罪事件をとるのは至難の業です。

日本の刑事裁判がこのような現状である以上,_「起訴」されないための弁護活動_が重要になります。有罪率は99.9%ですが,実際には,起訴されずに終わる事件が多数あるのです。起訴される前に,どれだけの弁護活動ができるか,というのが,刑事事件に携わる弁護士の腕の見せ所であり,よい結果を得るための最善の策です。

そして,起訴されずに事件を終えるには,なるべく初期段階から,つまり逮捕されてからできるだけ早いうちに,弁護士が付く必要があります。
刑事事件だからこそ,弁護士を慎重に選びたい。そのお気持ちは十分に理解できることですが,長時間かけて弁護士を選ぶことは決して得策ではありません。もし,刑事事件に自らが,あるいは知り合いの方が巻き込まれたときには,なるべく早期に弁護士に相談するようにしてみてください。

余談ですが,先日友人の結婚式に行ってきました。
結婚式で,賛美歌を歌ったのですが,そこにはこんな一節がありました。

「こころの嘆きを包まず述べて などかは下さぬ負える重荷を」

法律事務所にこられる方は,どなたも,心に重荷をもっていらっしゃいます。
ぜひ,心のつらさを包まず,そして隠さず,私達に話してみてください。
すぐに解決できるかどうかはわかりませんが,話すことで,少しは心の重荷が軽くなると思います。

« 2009年6月 | トップページ | 2009年10月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ